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NHK総合「キッチンが走る」に出ました!!
2013年3月26日・27日に杉浦太陽さんらが国松養魚場に御来訪され収録・放映の運びとなりました。試食会は「石岡市国民宿舎つくばね」にて。放映は4月19日(金)20時より(関東甲信越地方)、4月23日(火)15時15分から(全国)でした(国会中継で番組変更)。チョウザメ魚肉の美味しさを皆さんに御紹介して頂けました・・・! その他のつくば近郊の食材も入りました!
五十嵐美幸さん、杉浦太陽さん、そしてその他スタッフの方々有難うございました。
2013年3月29日(金)茨城放送 「ほっとドキ」(さとう一声・宮田英里氏ら最終回)ラジオ生放送で・・・チョウザメ養魚でのアクアポニックスを紹介致しました。
アクアポニックスによる養殖は淡水魚を好んで食べるアメリカなど海外では普及していますが我が海洋国 日本では殆どなじみのない存在と言ってしまっても過言ではないでしょう。飼育員は毎日せっせと飼料を与えています。しかし単に魚のためにのみに栄養素を与えているのでしょうか??? アクアポ二ックスの場合にはちょっと状況が違いますよね・・・間接的ながら水耕作物にも養分をもたらしています。すなわち摂餌後には老廃物として魚からアンモニアが放出されますが・・・これもある意味もったいないですね。そこでバッ気により好気性微生物の作用で硝酸にまで酸化・解毒し、魚にとって害作用の低いものに変換し、かつこれを作物の栄養素として活用しているのです。当養魚場では毎週10項目に渡る水質成分の定期検査を行い、魚の状態と水耕作物の生育の観察を通してアクアポニックスのチョウザメ養魚場における実証試験を実施しています。ビニールハウス格納型のアクアポニックスですので放射性風性塵や中国からの有害なPM2.5からの直撃は回避されるものと期待しています。水槽にはたくさんのチョウザメ(消費者)がいますので魚の呼吸で排出される二酸化炭素も密閉ハウス内では豊富でしょう。もしかしたら内部の水耕作物(生産者)では光合成・炭酸同化作用がより促進されているかもしれませんね(今後の調査課題)?! 京都大学大学院農学研究科よりのご賛助を得て共同研究を図っております。
日本水大賞に応募しました。審査員の方々から内容3点について高く評価をして頂きました。アクアポニックス養殖を推進しようとする上で励みとなります。感謝致しております。
次世代型のマルチでコンパクトな 水産業 を標榜して・・・
~古代魚の泳ぐグリーンの癒し空間をつくりだす~
国松養魚場 近況報告
つくば国松の新米ができました!!クロトロードにてお買い求めください。
募集!毎週(火)と(土)2時間程度養魚場のお手伝い(フィルター洗浄など)をして頂けるボランティアを募っています。時間帯は特に指定してはいません(お礼にお米など差し上げます)。養魚場体験ができますヨ。出来れば通勤に自動車・自転車で1時間くらいで来れる方徒歩40分以内で来れる方お料理に興味のある方募ります。また3月頃から農業体験したい都会の方随時募ります。親子連れも歓迎いたします。
平成24年8月25日(土)茨城県霞ヶ浦環境科学センター夏祭りに出典致しました。
チョウザメを搬送・展示しました(ペットボトルに水を入れ凍結させたものを何本も持って行き水温を常に25℃前後に維持)。チョウザメの絵を描いてもらったり、新産業に向けたの工芸品の紹介、アクアポ二クスの解説を行って参りました。
始めチョウザメを隠して絵を描いてもらいました。鋭い歯を描くか否かが私たちの注目するところでした。調査のためのアンケート50枚も書いて頂きました。
皆さん本当にありがとうございました。
NHKおはよう日本 担当の武藤友樹アナより5/25(金)取材を受けました。 5/28(月)午前7時45分から8時までの間に放送されました!
さて、そろそろ夏めいてまいりましたね。養魚場にもカエルがやって来て鳴い
ています。風流ですね。
~ チョウザメ養魚場の飼育養水を有効利用して水耕栽培などに使っています。クレソン株などの野菜苗おいてます!
小さな生態系を構築・・・グリーンハウスの空間内に、次世代に向けた一つの 理想モデル となり得る「エコ型総合水産業」を展開することを私たちは目標にしています。 上の写真は 此の度完成した、塩ビ管方式 チョウザメアクアポ 二クス水耕ライン( 株式会社 杉田設備 さんの施工 )です。
「アクアポ二クス」とは、内水面水産業 と 水耕農業 との新しいハイブリッド産業として世界各地で注目されているものです。ハウス内・室内にシステムが格納されているものや屋外配置のもあります。当施設の場合はビニールハウスの有効活用という意味もあり屋内に設置しています。現在のところフロート式や(有)スギタ設備のご協力で塩ビ管方式のラインができつつありますが、さらに三次元的に拡張してさらなる発展・拡充を予定しています。
つくば発水産養殖事業・・・
つくば市で水産業って?!
古民家屋敷の道路を挟んだ隣のスペースには古代魚であるチョウザメを養殖しているビニールハウス(「つくばチョウザメ産業プロジェクト」「筑波国松キャビアの里」の所有施設で、常時1,000尾にもおよぶ数のチョウザメが群泳する養魚施設)もあり実に面白い環境が整備されています。ちなみに養魚の水は筑波山ろく岩盤を掘削して得られた地底60~70mからの地下水を利用しています。また飼育している魚種は交配種「べステル」であり、オオチョウザメとコチョウザメをかけあわせたものです。これまで数多くのテレビ・ラジオ番組やニュース番組で紹介されました。
キャビアも然ることながら、チョウザメの魚肉についても大変美味(むしろキャビア以上の逸品とさえいえるもの!?)で、丁度「河豚」の肉と酷似していると評されています。重くズッシリした身は通常の魚類筋肉とは風味が大きく異なり、さながら肉厚で濃厚な味の鶏肉のような(厳密にはこれとも違うのだが)モチッとした感じの食感を提供してくれます。
その他に成分的な観点からはお馴染コラーゲンに富むこと、さらにカルノシンと呼ばれるペプチドが多く含まれていることなど注目すべき幾つかの特徴があります。よく言われる「食べる化粧品」としての要素が多分にあるでしょう。