気候の穏やかな関東平野で、里山の環境と調和したかたちで、 如何に優良な産物を生産できるか、私たちは今まさに模索し始めているところです。 その一環として「 アクアポ二クス 」を目指すべく目下検討中です。「アクアポ二クス」とは?水産養殖と水耕栽培とを一体化させたこれからの新しい理想的循環システム/ミニスケールでの持続的生態系を構築するシステムです。魚や植物にとってはアンモニアよりも硝酸の方が害作用が少なく、植物は好んでこれを取り入れるのです。
少し具体的に言うと・・・お魚の出す排泄物や、食べ残し飼餌料由来の アンモニア や アンモニウム は、アンモニア酸化細菌の作用で一旦は毒性の高い 亜硝酸 に酸化されますが、さらに亜硝酸酸化細菌によって反応が進行すると低毒性の 硝酸 にまで酸化されます。ちなみにこの作用を「硝化(しょうか)」といいます!!是非とも憶えておいて下さいね。
杉田設備さんのご協力にて目下検討中です。
放射線による想定外の食品汚染の問題が取りざたされている最中です。水管理の行き届くコンパクトなエコシステムでより安全な食料を生産することが、今後一層意義あるものとなりそうです。
放射性 ヨウ素131、セシウム137, 134 は検出されませんでした(平成24年5月30日、JAつくば市)。
お米やアクアポニックスシステムで育成した野菜の苗、放し飼い鶏の有精卵、工芸品類、「築100年を誇る飯島家」をアレンジしたポストカード、レタ―セット、Tシャツ等の「古民家グッズ」や田園風景を題材にしたアイテム類 を中心として販売する予定ですが、徐々にその枠を広げていき、様々な加工食品などをさらにお届け出来るよう検討していきます。
また観察・観賞用に里山の小さな生き物の販売も行っていく予定でおります。
古民家見学喫茶スペースのオープンや、ライスランチバイキング、古民家ビヤガーデンなども計画しています。
乞うご期待!
卵を産む鶏や、愛嬌のある猫達に触れ合えます。猫らもよくよく分かるものですね。「猫好き」の方にはこの子たちは確実に心を打ち解け、あたかもまるで人間の子供であるかのように慣れ親しんできます。
名峰 筑波山は いにしえ より人々に親しまれた日本百名山の一つ。その麓の地域一帯は、良質の米をつくるのに適した水や土壌に恵まれていて、 彼の茨城のブランド米「北条米」をはじめとする農産物の一大生産地として注目されています。この辺りは古くから味の良いお米がとれるといわれ、国松もその山麓の地域の一角を占めており、眼前には風光明媚な田園風景が広がる静かな農村です。